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zoom RSS 「内部監査」のお仕事

<<   作成日時 : 2017/01/18 23:11   >>

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私は2013年7月にいまの部署に配属になり、内部監査人の仕事をしている。
いまさらながら、このことについて触れておかないといけなくなったので、
ここに書いておく。

監査」というと、みなさんどんなイメージを持たれるのだろう。
このことについて、私がいまの部署に移る時の心境を先日書いているが、
あなたも「警察」のような恐いイメージを持たれたり、
あるいは、
クソ忙しいのに、細かいことをゴチャゴチャいう鬱陶しい存在、
そんな感覚ではないだろうか。


ここで、私が「内部監査士」の資格を取った社団法人日本内部監査協会が定める
内部監査基準(2004年6月改訂)」を引用してみよう。

内部監査とは、
組織体の経営目標の効果的な達成に役立つことを目的として、
合法性と合理性の観点から公正かつ独立の立場で、
経営諸活動の遂行状況を検討・評価し、これに基づいて意見を述べ、
助言・勧告を行う監査業務、
および特定の経営諸活動の支援を行う診断業務である。


これに従うと内部監査の目的は
組織体の経営目標の効果的な達成に役立つこと」であり、
活動としては、
経営諸活動の遂行状況を検討・評価し、意見を述べ、助言・勧告を行い、
特定の経営諸活動の支援を行う
ということ。

つまりは「経営コンサルタント」といっても過言ではないと、私は思うのだが、
冒頭お話したみなさんのイメージするような監査とは、
ちょっと違うのではないだろうか…。



環境が激変する世の中にあって、企業を持続的に存続させるためには、
このような企業内部の活動が必要不可欠なのですね。
にもかかわらず、
経営者すら、その感覚を持っていない企業が、日本には多いとも思います。
ゆでガエル」ですね。
ヤバ〜い!



私は、昨年企業内経営コンサルタント」として活動すると宣言し、
組織体の経営を脅かすようなリスクを「組織のひずみ」としてあぶり出し、
組織内の上下左右、組織対組織の関係性についてみてきた。
そして、そのひずみを、誰がどのようにしたら解消できるのか、
組織の上下限らず、共に考え、できることから行動に移してもらった。
さらには、自前でそのひずみに気づくためのしくみ構築についても提案してきた。

地震が何度も続けば、ひび割れができ、それが拡がっていく。
そのでき初めに、自ら気づき、修復するしくみを組織の中に創るのだ。
あるいは、もうひび割れの起きない組織に変えていく。
それを日常活動の中に定着させるのだ。



人の話を聴くからグチが多くなる。
下の者は勝手なことを言うから、そこが強調されることで、さらに統制が効かなくなる。
要望を聞いたところで、応えられることには限界がある。
…だから?

だから、モノを言わさず、上司が言ったことに服従させる?
それで上司のあなたは、どれだけの成果を得られるのだろう…。
現場のことは現場メンバーが一番よく知っているし、
メンバーの強みを活かし、互いを補完させたら、
1+1が3にも4にもなると私は思う。

けど、あなたの指示・命令オンリーならば、
得られる成果はあなたの能力を越えることができず、
いくら足しても、あなたの1より大きくはならんと私は思うんだよね。


組織は人です。
一人ひとり、異なった個性を持った人。
その中で、誰と誰とが関係し、
誰が責任を持って、いつまでにその仕事を成すのか。
このあたり、日本企業はあまりに曖昧にしているのではないかと思う。


内部監査は、合法性と合理性の2つの観点から、公正かつ独立の立場で、
いま、目の前にある事象を捉える。
将来顕在化するかもしれない重大なリスクもあぶり出す。

昨年、過労死の問題が大きくマスコミに取り上げられたが、
それは長時間労働の問題でもあり、ハラスメントの問題だとも思う。
仕事をするのは人。
その人自体にフォーカスしないと、
たとえば、
労働時間については36協定内なら正しい時間管理さえできればいいとなり、
あるいは長時間労働者なら、医師による面接指導さえ受けさせればいいとなるなど、
問題の本質を見ない対応となりかねない。
合法性は担保できても、合理性はどうみるのかということ。
職場でいえば、仕事の役割分担なども合理性をみる上での要素となる。

だから、組織をみ、人と人との関係性をみないといけないということなのだ。
組織メンバーのグチを聞くために面談をするのではない
話を聴いて共感し、承認欲求を満たすためにしているのではないということを、
内部監査人は胆に銘じなくてはいけないということだ。

共感して聴くのは、組織メンバー一人ひとりの本音を引き出し、
当事者として、問題に立ち向かう勇気を導くため、
組織として問題改善に取り組むための行動を起こしてもらうためなのだ。


私は、以前の内部監査という仕事が大嫌いだった。
でも、それが3年半前に与えられた、私の職場。
いかに自分自身が楽しく、やりがいをもって働けるのかと考えた。
そして、置かれた環境下で、できることから少しずつ行動した。
そこでたどり着いたのが、いまのこの姿。
まだまだこの先、変わっていくかもしれないし、
私に残された23ヶ月後に、
少なくともうちの会社に勤める人みなが、笑顔で働ける環境になることをめざし、
私はできることを続けていく。
それがいま、私の一番やりたいことだから…。

お互いに、自分の人生、おおいに楽しもうや!

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