SAS

♪泣かしたこともある,冷たくしてもなお,よりそう気持ちがあればいいのさ・・・
なぁ~んて..サザンのSASではありません.
今回は Sleep Apnea Syndrome = SAS のお話をしてみようかと...

日本語にすると「睡眠時無呼吸症候群」といいます.
眠っている時に呼吸が止っちゃう症状ってこと.正確には,
10秒以上続く無呼吸が一晩の睡眠中(7時間)に30回以上,もしくは睡眠1時間に平均5回以上認められ,かつその一部は,健康な人では最も規則正しい呼吸が観察できるnon-REM睡眠と呼ばれる睡眠中にも認める場合
なんていう診断基準があったりするのですが,そんなものはどうでもいいです.

いまから3年近く前の平成15年2月26日,山陽新幹線で居眠り運転が起きました.
時速270kmも出して,8分間も居眠り運転を続けたっていうもので,
当時は結構話題になりましたが,みなさん,覚えていらっしゃいますか?
その道の方々の間では,
これが2月26日だったということで「平成の二二六事件」なんて言われているんですよ.
(その道って,どんな道じゃ..)

さて,この病気,
呼吸中枢自体が障害され息しろ命令が出なくなってしまうものを除き,
大体が,眠っているうちに上気道が塞がって鼻や口で息ができなくなってしまう.
なんで詰まってしまうのかっていうと,
太ってノドに脂肪組織が溜まったり,顎が小さかったり..あるいは扁桃肥大とかね.
上気道筋の活動度の低下なんて原因もあるかな...
ちょっと怖いですよね.
イビキのデカい方,要注意ですよ!!

でも,人間よくできたもので,これで死に至ることはありません.
脳が酸欠になればそれを察知し,目を覚まさせて呼吸をさせるんですよ.
ただ本人眠っていますから,なかなか自覚がありません.
でも,起きちゃうんです.
結果,深い眠りが得られず,昼間に眠くなって居眠りが出たり,
酷くすると精神や神経機能にも害を及ぼすってんだから,シャレになりませんね.

また,この閉塞型のSASは生活習慣病とも密接に関係するんです.
4~7割の割合で高血圧があるとか,肥満でないのに糖尿病だとか..
ただ,やっぱり肥満の人が多くて,
それを治療することで症状が改善することがあります.
つまりは食事と運動.
そして喫煙は「血中酸素濃度を低下させ咽喉頭部の炎症を起こす」から止めましょう.
...なんて,
結局「1に運動,2に食事,しっかり禁煙...」ってところにきてしまうのね.
就寝前の飲酒も上気道の筋力を低下させるからよくないし,
中枢神経を抑制するような精神安定剤,これも同じなので気をつけて.
あとは寝る姿勢とか枕とか..仰向けだと舌がノドに沈んで詰まりやすくなります.

この病気,多くは隣で寝ているパートナーが見つけて受診に至る場合が多い.
旦那のイビキが気になったら,ちょっとこんなのを疑ってみるのもいいでしょう.

最近はこんな症状をしっかりみつけ治療してもらいましょうっていうので,
こんなサービスまで出てきたようです.
やっぱり保険会社.商魂たくましいと言いますか...
1人当たり\4,000..リーズナブル?!

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この記事へのコメント

2005年12月30日 13:35
これって、実はとても多いように思います。
現在、私が勤務する施設に入所の方で2名、通いの方で1名います。
その他にも、かくれSAS(気がつかれないけど実はSAS)の方だって
いるのでは…?

脳が慢性的な酸欠状態にあるのに
やる気がない、なまけもの、依存的…などと言われていて見過ごされてしまうのは
可哀想です。
まして、ベースに認知症があると、相互作用で悪循環。

「ひどいいびき」と見過ごすことがないように
知識と意識の啓蒙が必要ですよね。

ゆう星☆
2005年12月30日 19:45
お年寄りの方にも多いのでしょうか?
私は太った方のしかみたことがなくて..
> 脳が慢性的な酸欠状態にあるのに
> やる気がない、なまけもの、依存的…などと言われて
これってツライですよね.でも本人もわからないかも..
簡単にみつけてあげられるといいんですが,
ただみつかっても,その治療となると,また厄介かも...

この認知度って,まだまだ低いんでしょうかね?
私も年をとってきて,ひどく疲れている時は,いびきがすごいようです.
ヤバイか..^^;

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