リハビリと身体活動量

一昨日,久しぶりにPTの方と長い時間お話をしました.
その方,以前は大きな病院で糖尿病の教育入院時の運動療法などをされていたのですが,
今は病院を移られ,整形外科疾患の方を中心に,主にその術後リハビリをされているそうです.

変形性膝関節症,変形性股関節症,椎骨の圧迫骨折などですね.
全然歩けないところから,理学療法をしてどれくらいよくなっているか,
それを日常の身体活動量として,客観的にとらえたいというお話でした.
ちなみにそのPTさん.
糖尿病で肥満の変形性膝関節症の方に対し,
理学療法をしながら,歩けないところをどんどん歩かせて,
症状を緩和するという治療をされていました.
数ヵ月後には肥満度も血糖値も,かなりの改善です.
また驚くことに,
膝の関節はつぶれたままなのに,痛みが緩和し,よく歩けるようになる.
関節の形状的な状態と,痛みは必ずしも一致せず?
なんとも不思議で,ちょっと斬新的なその方法に興味津々となりました.

少子高齢社会となり,このような患者さんはますます増えていきますよね.
そういう中で,やっぱり先のような効果判定のツールは,あると便利なのでしょうか?
いま世の中に,そのような機器があるのかないのか,
それも私は知識として定かではないのですが,エンジニア魂をコソコソくすぐられまして..
困っている人が多いのならば,一つ研究してみるのも悪くはないかと,そう思った次第.
ただ結構,結果を出すまでに金はかかりそうかなと..^^;

一方で,介護予防の効果を,たとえば10メートル歩かせ,
その時間でみようというマニュアルもありますが,
そういう運動能力をみるだけで,本当にその効果を判定できるのか...

介護予防がめざすところは,
「高齢者本人の自己実現」「生きがいを持っていただき,自分らしい生活を創っていただく」ことへの支援
なのだと先のマニュアルには書いてあります.
つまりはメンタルな部分.
だとすると,こういうところでも,先に挙げたデバイスって,
意外に役に立つんじゃないでしょうかね?

来年は,そんなこともちょっと仕事としてやってみようかなと,
フッと思った年末でした.

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この記事へのコメント

おぬき
2005年12月31日 06:17
これ、すごくいい発想だと思います。
意外とあたるかもよ。期待しています。
さて他業種ながら「ゆう星☆」さんにはいろいろと示唆に富む発言等、お世話になりました。
この場を借りましてお礼を申し上げたいと思います。
来年もよろしくお願いいたします。
ゆう星☆
2005年12月31日 11:30
そうですか,やってみる価値あり?
じゃあ上司を説得して,研究費を調達しないとなぁ..(笑)

いやいや,おぬきさん.
私も,今年の後半は,こうしてブログを通じて,
みなさんと知り合えたことを嬉しく思っています.
まだ私が,こういう分野でお役に立てるなら,
いろいろとやってみたいことだらけです.
ただ私は金儲けを考えないからビジネスにはならず,
だからなかなか続けさせてもらえないんですけれどね..^^;

こちらこそよろしくお願いします.

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