リハビリテーションの診療報酬

昨日紹介した「平成18年度診療報酬改定に係る検討状況について(現時点の骨子)」から,
今日は10~12ページ「リハビリテーションに係る評価」

理学療法、作業療法及び言語聴覚療法について
脳血管疾患等リハビリテーション、運動器リハビリテーション、呼吸器リハビリテーション及び心大血管疾患リハビリテーションの4つの疾患別の評価体系とする
集団療法に係る評価は廃止し、個別療法のみに係る評価とする方向で検討
回復期リハビリテーション病棟入院料…(略)…算定対象となるリハビリテーションを要する状態を拡大…(略)…一律に180日を算定上限としている現行の取扱いを改め、リハビリテーションを要する状態ごとに算定上限を設定する中で、当該上限を短縮する
これって大幅な変更なのではありませんかねぇ.
つまりは4つの疾患別に,それぞれリハビリの有効上限を設け,回復初期に短期集中.
その対象となる人の回復具合がどうであろうが,そこで保険診療は打ち切り,
でも,やり方はあくまで個別にと...

急性期のリハビリテーション…(略)…早期リハビリテーション加算については廃止
在宅訪問リハビリテーション指導管理料…(略)…退院後早期の患者に対する評価を引き上げる
これはやっぱり,入院件数を減らしたいという思いの表れでしょうか.
病院から在宅へ..ひょっとしたら後々介護保険へのすげ替えか?

さらに,
長期にわたり継続的にリハビリテーションを行うことが医学的に有用であると認められる一部の疾患を除き、新たに算定日数上限を設ける
..ってことは,毎日電気やりにくるようなおばあちゃん.
これって,自費の世界になっちゃうのかな...
保険は○日までだから,明日から月末までは×円になりますよ..なんて.
こりゃ,たまらんなぁ..どうなのよ.
ちょっと肩が痛くて揉んでもらいたいな..
そんな時には,手もみサロンとかに行かないといけない時代になるのかもね.

私は正直,リハのことはあまり詳しくありません.
最近は医療事務の勉強もしていません.
ここにお集まりのPTさん,OTさん.これでいいんですか?
今週一杯(27日まで)パブリックコメントを受け付けているようです.
ちょっとおかしくないかい?..そう思われた方は,どんどんメールしてみましょう.

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この記事へのコメント

ぷろPT
2006年01月25日 12:55
本当に思いきった改革ですね。リハビリテーションは急性期医療から慢性期医療への移行で出てきましたが、またまた急性期と在宅に重点が移っていっていますが、その中間はどうするんでしょうね。ここが結構問題なんですね。
pico
2006年01月25日 19:36
ホントにそうです!
そして在宅へ移行したあとのフォローはどうするんでしょう
今現在の在宅リハの現状では
しっかりした理念や人員、方向性などの基盤が
まだまだだと思われます
それに急性期だけで働いてきた方や
医療重視で働いている方には
“在宅生活”というものの視野までいれて
急性期リハを行える人は少ない気もします
お互いの分野でもっともっと
歩み寄り・活発な意見交換が行われるべきだと思います
なかなか難しいことですけどね~
ゆう星☆
2006年01月25日 23:07
そうですよねぇ..在宅でどうやってリハするのかなぁ..
医療と介護.どうしていくんでしょうか.
それに中間か..

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