セカンド・オピニオン

18年度診療報酬改定シリーズ第4弾.
今日も昨日に続いて「患者の視点の重視」から,セカンド・オピニオン.
「平成18年度診療報酬改定に係る検討状況について(現時点の骨子)」4ページ.

セカンド・オピニオン(主治医以外の医師による助言)に係る患者からの要望の高まりを受け、主治医が、セカンド・オピニオンを求める患者又はその家族からの希望に基づき、診療録の写、検査結果、画像の写等の診療に関する情報を提供することについて、新たに診療情報提供料の体系の中で評価する

私のウェブサイトやブログに来られるようなみなさんは,
ドクターショッピングの経験もある方が多く,医療不信も体験された方が少なくないのではないでしょうか?
だから「セカンド・オピニオン」.
この言葉もすでに知ってるよって,そう言われる方もおみえですよね.
説明にあるように,主治医以外の医師の意見を聞くことです.

すなわち,ドクターショッピングのように,次から次へと,
自分に合った医師を見つけるために彷徨い歩く..そういうことではありません.
お医者さん,すなわち主治医は変えずに良好な関係を保ちながら,複数の医師の意見を聞く.
医師とて人間.万能の神ではありません.
当然,得意不得意ありますし,不勉強なところもあるでしょう.経験も違います.
病院の設備や医療の技術に差がある場合もありますね.
あなたと,あなたの病気に対する考え方も異なる場合が出てくるでしょう.
さて,そんな時.
いままで診ていただいて,自分のことをしっかり分かってもらっている主治医を変えますか?

そこで登場するのがセカンド・オピニオン.
あなたにとって最もいいと考えられる治療を,あなたと主治医で決定するために,
主治医以外の医師,他院の専門医かもしれませんね..の意見を聞く.
合理的な考え方ですよね.
アメリカではあたり前にもなってきていますが,日本ではまだまだ..かな.
インフォームドコンセントとセカンドオピニオン.
これは,患者自身が最善の医療を手にする両輪なのだが...

この方法をうまく使うために,大事なことが1つ.
それは,病気は自分自身が治すのだという心構えです.
病気になったから医者にかかろう.かかれば医者が治してくれるさ..
そんな受身な姿勢ではダメですね.
自分の病気のことをしっかりと勉強し,いろいろある治療法のメリットやリスク,
そういうものを知った上で,自分自身で決める.
予後がどうなろうと,自分で選んだ道なら納得できますよね.

前置きが長くなりました.さて18年度の改定の話.
主治医がセカンド・オピニオンに対して,
診療録の写、検査結果、画像の写等の診療に関する情報を提供
すれば,
それに値する「診療情報提供料」を新たに取らせますよってこと.
これって,どうなのでしょう...
検査結果は簡単ですわ.画像も,まぁコピーはとれるでしょう.
でも,診療録の写..カルテのコピーですが,これまで他の先生に出しますかね.
ちょっと動向を見てみたいですね.

うちはセカンド・オピニオンやってます!!
そういう病院って,やっぱり患者のこと考えていてくれるんだな.
そんな気持ちがしますよね.
それに対して報酬が余分につくってことは,悪いことではないよなぁ...

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この記事へのコメント

2006年01月30日 22:55
私も以前自分自身が医者にかかっているときに
セカンドオピニオンを行いました
でも、日本人特有の感情なんでしょうか
なんとなくバツが悪いような気がしてなりませんでした
主治医のいる病院はちゃ~んと
セカンドオピニオンという制度がありますよって
明示していて、必要があればいってくださいねと
お知らせしていましたが
それでもやっぱり今まで診てもらってた先生に
悪いような気がしました
そんな感情を抱くのは私だけではないと思います
自己主張を求められる外国とは違って
わが国で浸透しますかね、この制度

あと、カルテのコピーは書いてる当事者である
Dr.が嫌がりそうですね
きちんとカルテ書いてるDr.もなかなかいないですしね
ゆう星☆
2006年01月30日 23:54
そうですね.日本人は下手でしょうね,私も例外でなく..
ただ私の場合,変に医学知識があるから,
主治医とディスカッションになってしまったり...
突然,お仕事なにされてます?なんて聞かれたり..^^;

きっと浸透しないんだろうな..
あっ,カルテは電子化されたらどうなのでしょう?
下手な字,見られなくて済むだろうし,
結構画一的になるじゃないですか?
おぬき
2006年01月31日 19:49
いやでも、電子カルテ使っているところも使っているカルテの内容も知っているけど、
誤変換だらけで微笑ましい・・・。(^^;)
っていうか、こんな医師にまかせて大丈夫か?
なーんてね。
ぷろPT
2006年01月31日 19:53
そうですね、セカンドオピニオンは必要ですね。性格的に合わない主治医にひどいことを言われても、「見放されないように」と我慢している患者さんはいますね。私も、内緒でセカンドオピニオンを勧めたことが何例かあります。日本では、素直に受け入れられないんでしょうね!
ゆう星☆
2006年01月31日 23:01
>おぬきさん
そんなに変換間違いが多いんですか?
それはいけませんねぇ...
この前,尿管結石で受診した時,診察しながら目の前でタイプしてましたよ.
画像とか見られるのはいいのですが,やっぱり患者の方を見て欲しいですね.

>ぷろPTさん
やっぱり...
そういう感じですよね.変な罪悪感っての?
私は結構聞いちゃいますけどね.
でも,それにちゃんと答えてくれるドクターは少ない気がします.
セカンドオピニオンの経験は,まだありませんが..

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