リハビリテーション料-算定日数上限除外の対象患者

一昨日ご紹介した官報号外第46号.同じく139ページ
疾患別リハビリテーション料に規定されている算定日数の上限.
これを越えて算定できる「除外対象患者」が示されています.

別表第九の八 心大血管疾患リハビリテーション料、脳血管疾患等リハビリテーション料、運動器リハビリテーション料及び呼吸器リハビリテーション料に規定する算定日数の上限の除外対象患者
失語症、失認及び失行症
高次脳機能障害
重度の頸髄損傷
頭部外傷及び多部位外傷
回復期リハビリテーション病棟入院料を算定する患者
難病患者リハビリテーション料に規定する疾患
障害児(者)リハビリテーション料に規定する患者
高次脳機能障害は除外対象なんですね.
そうですよね...
脳卒中で起こる場合が多いワケですが,どうなるか判りませんものね.

ここで何度かお話していますが,
私の父は去年の春,脳幹出血で倒れ,そのまま回復せずにあの世に逝きました.
入院は2ヶ月に満たないほどでしたが,
その間も回復を祈って,次第に硬くなる手や足を,
PTの方に動かしていただいていたんですよ.

重度の頸髄損傷なんてのも,回復の見込みは難しいように思われますが,
それでもリハビリが有効であるなら,
その患者さんをもつ身内であれば,ぜひとも続けていただきたいものですよね.

しかし,それ以外の疾患については,上限条件にひっかかってしまうのか...
う~ん.たとえば,この前テレビでやってた,1リットルの涙.
脊髄小脳変性症に対するリハビリテーションは...
あっ,難病患者ってのがありましたね.

リハビリテーション(rehabilitation).
re(再び)- habilis(適した・ふさわしい)- ation(にすること).
人生を全うするための最低限でも機能回復できるといいですね.

別表第十 難病患者リハビリテーション料に規定する疾患
ベーチェット病
多発性硬化症
重症筋無力症
全身性エリテマトーデス
スモン
筋萎縮性側索硬化症
強皮症、皮膚筋炎及び多発性筋炎
結節性動脈周囲炎
ビュルガー病
脊髄小脳変性症
悪性関節リウマチ
パーキンソン病関連疾患(進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、パーキンソン病)
アミロイドーシス
後縦靭帯骨化症
ハンチントン病
モヤモヤ病(ウィリス動脈輪閉塞症)
ウェゲナー肉芽腫症
多系統萎縮症(線条体黒質変性症、オリーブ橋小脳萎縮症、シャイ・ドレーガー症候群)
広範脊柱管狭窄症
特発性大腿骨頭壊死症
混合性結合組織病
プリオン病
ギラン・バレー症候群
黄色靭帯骨化症
シェーグレン症候群
成人発症スチル病
関節リウマチ
亜急性硬化性全脳炎

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

life-reha-care
2006年03月09日 21:10
今度の医療の改正は、リハビリの破壊に尽きるでしょう。
日数は制限され、難病も身障手帳の有無がキーになり、そして在宅は訪問看護からのセラピスト訪問が難しくなる。

めざせ!寝たきり大国!!
ゆう星☆
2006年03月09日 23:53
破壊かぁ..lifeさん,お久しぶりです.
そうですよねぇ..
なんだかなぁって感じで今回の諸々の「改正」を見ていますが,どうも現場置き去りの感が...
介護予防だって,なんなんだって気がして..

寝たきりではなく,寝かせきり..では?
ぷろPT
2006年03月11日 21:30
お久しぶりです。除外疾患といっても曖昧ですね。高次脳機能障害なんてどの程度の状態像をいうのだろうか? それもエンドレスではないはずだが・・・。よくわかりませんね。
まだ、様子見といった病院が多いのでしょうか?
ゆう星☆
2006年03月11日 23:24
はい,お久しぶりです.
公私共にいま忙しくて..^^;
今度のお休みは母の七七日,父の一周期,そしてお墓開きです.
全部ちょっと早いんですがね.
仕事は期末の追い込みですし...

> どの程度の状態像をいうのだろうか?
言えてますね.
また,この解釈も,管轄地区によって異なるんだろうなぁ..

この記事へのトラックバック