大丈夫?介護予防

本来,手を差しのべたい施設入居希望者には施策が追いつかず,一方で元気な高齢者が介護保険の恩恵に預かっている。この矛盾を解消し,限られた介護保険の財源をどう活用していくのか。
4月26日の日経新聞夕刊の記事である.

国には特定高齢者向け介護予防サービスの利用者を65歳以上人口の5%と踏んだ.
しかし中を開けてみる,その利用者は,
たとえば国分寺市の昨年12月のデータによると0.1%に満たないというのだ.

どうにも増えないサービス利用者の増加策として,
国が打ち出したのが「認定基準の緩和」なのだが,
そこに押し寄せたのは,対策したいリスク者ではなく,元気高齢者だった.

..ということが,その記事には書かれている.


これは最初から分かっていたことですよね.
なのに,厚生労働省はなぜ基準緩和などという方法をとったのか..

少し前になりますが,デーリー東北新聞社のWebサイト.
こんな記事が載っていました.
「八戸など県内260薬局が介護予防対策実施(2007/02/09)」

・青森県と県薬剤師会、八戸市など県内十二市町村が一月から、県内薬局で高齢者の生活機能をチェックする「まちかどセルフチェック」を実施
・薬局は特定高齢者の“候補者”の可能性が高い場合、健診の受診を勧めるほか、本人の同意を得て居住する市町村に情報提供
・県薬剤師会の木村隆次副会長は「将来的には薬局だけでなく、高齢者が立ち寄る理髪店や美容院などでもチェック事業ができるようになれば」と話した。
という.
こういうことだと私は思うんですね.
医療機関だ,健診だ..それだけでは,リスクのある人を拾えない.
リスク者に自発的に健診に来てもらうということ自体,そもそも無理があったわけですよね.

くすり屋さんというのは,いかにもなのですが,
本当に,日常生活の中で必ず接点のあるお店,記事にあるように床屋さんなんてのは,小1時間椅子に腰掛け,世間話をしながら髪を切ってもらったりするわけですから,そんな時間をうまく利用しての「健康づくり」なんてのも,斬新なアイデアだと,私は思いますね.

ほら,無添加の化粧水とか育毛剤とか,
そんなの薦められたりして,思わず買っちゃったなんて経験,ありませんか?
それが「あなたの健康」のことだったら,もっといいとは思いませんか?
床屋でPPK談議なんてのも,いいでしょ?

「健やか生活習慣国民運動」なんて取組みも,別のところでは検討されています.
そっちはメタボじゃん,なんて言わないで!
「運動・食事・禁煙」なんて生活習慣,健康づくりの大本は同じなんです.
メタボを防いでも,老いれば筋力は落ちます.長く生きれば,みんな通る道なんです.
介護保険..高い金,払ってるでしょ?
自分の給与明細,しっかりと確かめてくださいね.
で...みんなで,介護予防..やっていきましょう.

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  • 健やか生活習慣国民運動推進会議

    Excerpt: 「健やか生活習慣国民運動(仮称)について」という文書が, この4月10日,厚生労働省生活習慣病対策室から出ています. Weblog: ここからぶろぐ racked: 2007-05-13 09:39