カロリー消費を促進する食品成分

2日おまた~.一昨日の続き.
食後にカロリー消費を大きく上げる食べ物ってなんなんだって話です.

先日,イヌの実験の結果を引用しました.

「美味な」流動食を,口から摂らせた場合と,直接胃に流し込んだ場合.
直接胃に入れてしまうと,
食直後から15分の後にピークを迎える急激なエネルギー消費がなくなってしまう
って話でしたが,他の研究者からも,
経口栄養に比べて経管栄養では体重増加が大きく,体脂肪沈着と肝の中性脂肪量が増加する
という報告がされているとのことです.

この「美味な」ってところがクセモノですよね.
まったく同じものを摂っても,脂肪のつき方が変わる.
口で味わうことは,ダイエットにとって大切なことなのですね.


で..なにがダイエットに効果的かって?

摂取した栄養素がエネルギーとして燃焼される際に,糖質よりも脂肪の酸化分解が亢進することを意味している.
つまり,ショウガあるいはその辛味成分であるジンゲロンは生体まるごとのVO2を増加させ,かつ体内の脂肪の燃焼を盛んにすることによって,エネルギー消費を促進する作用を持つ
なんと,生姜なんですねぇ.
今の時期,そうめんとか冷や麦に入れて食べますよね.
こいつですよ!

そして...
ジンゲロンと構造類似性を持つRKにも同様な作用があるのではないかと考えた.
RKは木イチゴの一種であるラズベリーの特徴的な香気成分であり,食品や化粧品などに広く用いられている.
エネルギー消費に及ぼすRKの効果は,高糖質食よりも高脂肪食の方が大きい傾向がみられる.
RKの体脂肪減少効果はヒトにおいても認められる.
最近,鈴木らは肥満傾向のある成人男性(平均BMIが25.1±4.3)に毎日200mgのRKを4週間摂取させたところ,食事量,活動量は変わらないのに安静時代謝量の有意な増加と体脂肪率ならびに体脂肪量の減少が認められたと報告している.
(嶋津孝,石見百江:エネルギー消費を促進する食品成分の探索,肥満研究12-1(2006))

おぉ,ラズベリー.
これを食すと,安静時代謝が上がるんだってさ.
ケーキによく使われるラズベリーなんだけど,
そんな食べ方じゃ意味ないよね.
どうしましょう...^^;

しかし,思ってもみなかった食材に,こんな効果があるんですね.
こいつはなんだか,期待ワクワクだぁ.
とってもVery

これ安すぎる?大丈夫か?

運動なんてしたくないよってあなた.
さらにさらに..
食品成分の中には味覚刺激とは関係なく,ミトコンドリアに直接働いてエネルギー代謝を盛んにする因子も存在する.たとえば,カルニチンは骨格筋や心筋に多く含まれ,脂肪酸をミトコンドリア内に運搬する上で必須の生理活性因子
なんだってよ.

とりあえず今日は「味覚刺激を利用したダイエット話」でおしまい.
続きは,また次回..(^^)/~~~

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この記事へのコメント

2007年08月08日 22:08
おひさです☆
なぜだか私のリーダーが更新されてない状況だったみたいで。。。

生姜!
いつもわたしはよけて食べてました(-_-;)
今度からちゃんと入れて食べますっ!
2007年08月08日 23:57
ホント,お久だね.
リーダー..なかなか更新されませんよね.
でもpicoさんは,数少ないここの登録者.
ありがたいです..<(_ _)>

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