とにかく動け!「健康のための身体活動に関する国際勧告」

先月の終わり頃、久しぶりに運動の話をしました。
つづきです。

WHO が2010年に刊行した「健康のための身体活動に関する国際勧告(Global Recommendations on Physical Activity for Health)」
http://whqlibdoc.who.int/publications/2010/9789241599979_eng.pdf
が、栄研・宮地らによって日本語に翻訳されている。
http://www0.nih.go.jp/eiken/programs/kenzo20120306.pdf

この勧告が出された背景は以下

近年、身体不活動は全世界の死亡者数に対する4番目の危険因子(リスクファクター)として認識され始めている。身体不活動の割合は多くの国々で増加傾向にあり、非伝染病(生活習慣病)の流行や国民の健康と強く関係している。公衆衛生における身体活動の重要性や、WHO によって行われている身体活動の普及啓発や非伝染病の予防に関する世界的な働きかけ、および低中所得国における国内向けの身体活動ガイドラインに限りのある現状などから、非伝染病を予防するために必要とされる身体活動の頻度、継続時間、強度、種類、総活動量の関係を示した国際勧告を作成する必要性は明白

身体不活動」とは、簡単にいえば「からだを動かさないこと」。
ただ、日頃からだを動かさないことが、全世界の死亡者に対する4番目の危険因子だというのだ。

人間は動物。
その動物から「動く」ことを奪えば、廃用性萎縮が起こります。
それが死に直結するということを、いま私たちは認識しないといけないということです。


私は身体活動計を発明し、1900年代の終わり頃から15年余、多くの人にもっと身体を動かすように支援してきました。
2001年~2002年、私的サイトに「健康チェックツール」を創り、いまでも多くの人が「消費カロリー計算機」をご愛用いただいています。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~yuustar/healthcheck/

その途中で、国の動きとしてあったのが、特定保健指導。いわゆるメタボ対策なんですよ。
..蛇足でした。


ここに「健康づくりのための身体活動の推奨レベル」が、5-17、18-64、65歳以上と年齢層で分けて提示されているので参考にしてほしい。

このブログをご覧の多くの方が該当される18-64歳の層を見てみましょう。

1. 18-64歳に分類される成人は、週あたり150分の中強度有酸素性身体活動、または、週あたり75分の高強度有酸素性身体活動、または、同等の中~高強度身体活動を組み合わせた身体活動を行うこと
2. 有酸素性活動は1回につき、少なくとも10分間以上続けること
3. 中強度有酸素性身体活動を週300分に増やすこと、または、週150分の身体活動を高強度の有酸素性活動にすること、または、同等の中~高強度身体活動を組み合わせて行うことで、さらなる健康効果が期待できる
4. 週2日またはそれ以上、大筋群を使う筋力トレーニングをすること

中強度有酸素性身体活動」とは、私の運動生理の師匠・田中曰く「にこにこペース」。
歯を食いしばって頑張るのではなく、笑顔が保てる程度に無理なくできる強さの有酸素運動(エアロビクス)。
エアロビクスというと、エアロビックダンスをイメージされる方も多いのですが、速歩きでいいんです。

いま現在の、私の生活を振り返ってみましょう。
昨年夏、職場が移って、実はとっても怠惰な生活を送っています..^^;

現在、通勤で片道の速歩時間が10分ほどなので、1日20分。週5日で合計100分。
あと50分足さないといけない。
ひとりカフェを愉しみながら、会社帰りに2日ほど街を歩いてみましょうか。
これを達成したら、さらにこれを倍にすることで、さらなる健康効果。

いきなり倍かよ…
筋トレは、スクワットでも始めましょうか…。

これが私の「運動処方」ということになります。
イメージできますよね?

あなたも、自分の日常生活を振り返り、運動不足になっていないか見てみて下さい。
そして、足りないなって気づいたら、私のように行動計画立てて、実行に移してみて下さいな。

あなたの健康生活に、乾杯!




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