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help リーダーに追加 RSS 健保に「罰金」

<<   作成日時 : 2007/02/28 23:35   >>

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こんな記事が,昨日(2007.2.27)の日経新聞に載っていました.

平成20年から,健康保険組合などの保険者に,
40歳以上75歳未満の被保険者と被扶養者に対し,
メタボリックシンドロームの概念に基づく「特定健康診査」と
「特定保健指導」を実施し,
その検診データを一元管理することなどが義務づけられました.
そして,保健指導の効果を出せなければ,
その保健事業者には10%のペナルティを科すぞ!ってことになる..
...なんて話は,前にしてましたっけ?

これまでの「やりっぱなし」の健診から,
今度は,メタボ予防のための保健指導を主体に据え,
どんな指導サポートをしたらいいのか,その層別分類の意味で,
健診がなされるという.
これこそ,本来の意味での健診,健康診断ですよね.
ただ,その視点が,少し前,
病気の早期発見,早期治療という目的から,さらに病気の予防というところに,
明確にシフトされたということなんです.

...と,前置きはこのくらいにしておいて.
この記事の中で,
メタボリックは個人の生活習慣が大きな原因で,企業の責任にするのはおかしい
との反発意見も出そうとは,日経さん.

しかし,企業に勤める一人の人間としての私は,
そう言い切ることこそ,おかしいのではないかと思うんですよ.

企業人の生活習慣は,その大半を過ごす企業に大きく制限を受けます.
労働時間1つとったって,やっぱり依然として,
「長時間労働=美徳」なんです.
そこに「効率」なんてことは隠れてしまうんです.
とにかく長く,頑張っているフリさえすれば,やっぱり評価は良くなる.
それがいまの,少なくとも中堅以上の企業の現実なのではないでしょうか?
いいすぎ?偏見?
でも,その長時間労働がゆえに,運動する時間もとれず,
睡眠時間さえ十分に確保できないという事実は,ある調査からも明白ですよね.

そんなことまったく強要してないぞ!
自分の健康を守るために自分が注意するのは,あたり前のことではないか.
それをどうして事業主が阻害する権利がある?
ある事業主さんは,おっしゃるかもしれません.
でも,それは雲の上の存在であって,その中間がどう振舞うか?
また横並び主義の,おとなりさんが,どう動くのか...
企業とは,そういうところだと私は思うんです.

だから健康づくりは難しい.
個人に改善意識はあったとしても,長続きさせられない.
なのに健保にペナルティ?
それで,本当に有効な健康づくり,生活習慣改善は実現するのでしょうか?
健保がいくらあがこうが,どうにもならん.
それが現実なのではないでしょうか.

それならば...
どうすればいいのか,一緒に考えましょう..って,無責任?

まったくの余談になりますが,
特定健診,特定保健事業については,次の本などに詳しく書かれているので参考まで.

生活習慣病対策のための疾病予防支援サービス―健康診査と保健指導事業のアウトソーシング
生活習慣病対策のための疾病予防支援サービス―健康診査と保健指導事業のアウトソーシング

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