人間作業モデル

愚痴OTさんのブログ「作業療法士の愚痴」より.
おめでと~
すべての作業は個人の環境で生じるものであり,環境は時に遂行の機会を提供し,時に特定の行動を求めて圧力をかけるものである.つまり人間作業モデルは,行動に対する動機付けや日課や生活様式へとパターン化すること,熟達した遂行の特性,そして作業行動に対する環境の影響に焦点を当てているものである.

研修終了!!
機能回復に視点を当てるのではなく、慢性疾患と共に生きる課程を作業療法で求める大切さを学びました。
大変興味深く拝見させていただきました.

ここ数年,私は生活習慣病とくに糖尿病の方を中心に,
よく運動していただいて,うまく血糖値をコントロールする.
あるいは肥満症の方の場合は,内臓脂肪を落とす.
そんな「運動処方」について,いろいろと検討しています.

その手法においては,自己効力とか,認知行動療法,保健行動モデルとか..
まぁ,そんな小難しい話は,私もよくは知らないのですが,
たとえば「セルフケア行動変容プログラム」というような形で,具現化されてきています.

保健領域の中では,こんなふうにしてやっているのですが,
今回のテーマ「人間作業モデル」というのは,また異なったアプローチのようで.
環境が個人の行動に及ぼす影響として,
たとえば豪雪地帯の冬の戸外での運動..当然できません.
けれども,それを先の「行動変容プログラム」で,うまく動かすことができるのか..
あるいは太陽が燦々と照りつける南国,炎天下での運動は?
こういう環境条件を,自己効力の考え方だけでは解決できません.
気温によってヒトの運動量が大きく左右されるということは,経験上わかっていますし,
そういう環境の影響にまで焦点を当てた「人間作業モデル」というものは,
私の関わる生活習慣病対策,介護予防という領域でも大いに役立つ気がします.
「行動に対する動機付け」「日課や生活様式へとパターン化」まさにそのものです.

それで次の記事の「研修終了!! 」というやつ.
「慢性疾患と共に生きる課程を作業療法で求める」というところに,
すごく興味を持つのですが,一体どんな研修内容だったのでしょうか?

いままで領域違いと思っていたリハなのですが,
どうもアプローチとしては一緒に考えた方が,いいアイディアが浮かびそうです.
そりゃ相手が人間.
同じですから,別々に研究され,議論されている方がもったいない.
学問領域ももっと交流を深め,協力し合って早くいい方法が創り上げれると,
高齢大国日本の未来も,明るいものになりそうですね.

「日本はもうおしまいやで」と大先生がよく言っています。(ぴぴさん)
保険料値上げ,年金カット,増税の嵐が吹き荒れ,国民が疲弊してしまう前に...
ねっ,ぴぴさん!

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この記事へのコメント

愚痴OT
2005年11月30日 22:33
TBありがとうございます。
「慢性疾患と共に生きる課程を作業療法で求める」の部分ですが、セラピストが治療に専念すると、対象者の関心がソコに留まり、治らなければ何も出来ないという、達成困難な目標を人生の全てをかけて追い求めなければならない状況に追い込んでしまう場合があります。本当にOTがしなければならない事はそんな事ではなく、『今』をどう捉え、楽しみ、満足感を得るかという部分に焦点を置きましょう というコンセプトで『作業バランス』などの評価・介入をディスカッションしてきました。
ぴぴ
2005年12月04日 17:23
あわわわわ。き、記事に載せてしまいましたね~。
本当にねぇ、増税されるわ、年金なんてもらえるかどうだか分からないし、医療費も値上げでしょう?消費税なんて、貧乏人は物買うな、みたいなかんじですやん。今更食料品や日用品は消費税かからないようにするシステムを作ってもらえるか、といったら難しいでしょうしねぇ。でも国民が自民党選んでしまいましたから。。
そんなこんなで、離婚したフリして二人分の生活保護を受けて市営住宅に住んで他人名義でいい車乗ってる人たちとか、そのために病院にきてマッサージしてもらってる、とか、そうかと思えば本当に医療や介護を必要としているのに受けられない人とか、まじめに市民税などを少しでも納めようとするがために、督促状がきてしまうまじめな、でも困っている人たちとか、もう一体どうすればいいんだ。
はいりきらなかったのでつづく
ぴぴ
2005年12月04日 17:24
つづきです。もう削るのが面倒で。すみません。
と、いうことで、日本では市民運動も難しいし、国を動かしている人たちはなにやら民間とつるんでいたり、国民が直接的に発言することって難しいですものねぇ。勉強不足だからそうでもないのかもしれないけど。
ゆえに、海外逃亡計画も頭の片隅にあったりして。
もうすぐ自分とこの記事にも書きますが、私はひよっこゆえ、まだまだ勉強せんなんことがものすごくありまして、ブログは週1とか、2週間に1回とかにしようかな~、と。
まずは介護保険からちゃんと勉強します。で、高齢者とかなんとか、いろいろと。指ばっかりやってる場合と違いますねこりゃ。
なので、ゆうほしほしさん、また時々訪問させていただきたく存じマッスル。お互いにがんばりませう。
ゆう星☆
2005年12月04日 19:50
>愚痴OTさん
返信し忘れていたようでごめんなさい.
お返事,ありがとうございました.
今に焦点を合わせる.大切なことですね.

>ぴぴさん
はい,また勝手に..スンマソンm(__)m
しかし,ホントに弱者切捨てというか...
決めてる連中は,その苦しさを知らん人間ばかりなのでしょう.
ところで,
> 海外逃亡計画
ですって?若くていいなぁ...私も行きたい..ボソッ^.^;
で,訪問は時々..なのね?
まぁ,私も,そうそう頻繁に更新できないしなぁ.
今後ともよろしゅう!
ぴぴ
2005年12月04日 23:11
>しかし,ホントに弱者切捨てというか...
決めてる連中は,その苦しさを知らん人間ばかりなのでしょう
いいことおっしゃいますね!大先生もおんなじこと言ってました(また大先生かよ)。役所のヤツは、平気で「法律的に(だったかな…)1ヶ月1万円で生活できる」と言うのですって!それができないなら土地を売れって。なんじゃそれー!!
>で,訪問は時々..
なのは、パソコンを開いてしまうとついつい見てしまって、ばんばか時間が過ぎてしまうからです…。ゆうほしほしさんがおもしろくない!とかではないですのよ。そして今もお風呂のお湯があふれそうに…。わ~。
そんなとこで、もっと勉強して、より大きく考えられなければ…と思う次第なわけです。病院という枠にとらわれていては私は頭打ちですわ。
ゆうほしほしさんと、もっとぎゃぎゃぎゃぎゃーんといろんなハナシができるように、早く、早く!
それではまた!
ゆう星☆
2005年12月05日 00:40
ぴぴさん,そんなにあせらんでもよし.
> もっと勉強して
なんて言ってると,それが苦痛になったりしますよ.
でも,
> パソコンを開いてしまうとついつい見てしまって、ばんばか時間が過ぎてしまうからです…。
この気持ちもすごくわかるぅ.
で,見るだけでは飽き足らず,いろいろと考え発言したくなる..と.
さらに,自分の記事を書こうものなら,それで1日パー.
あっ,仕事のある日の話ね.

> 1ヶ月1万円で生活できる
ちゃんと自分がそれを実証したかって聞きたい.
たとえ百歩譲ってできたとしよう.
でも,その1ヶ月だけり話で,二度と2ヶ月めはない.
それくらい,あり得ん話だと,私は思う.

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    Excerpt: 今回も愚痴OTさんのブログ「作業療法士の愚痴」 「作業バランスについて」でコメントいただいた「ナラティブアプローチ」 について考えてみたい. Weblog: ここからぶろぐ racked: 2005-11-30 21:42